こんにちは、moko(@hana_emi_moko)です。
今回はシャッタースピードをコントロールできる『S/Tvモード(シャッタースピード優先モード)』での撮影方法を説明します。
被写体をピタッと止めたり、逆にブラして動きを出してみたりと、動く被写体におすすめの撮影モードなので覚えておきましょう。

滝の流れが糸のようになっている写真は見たことがありますか?
あれは「シャッタースピード優先モード」を使って撮影しているんですよ。
カメラの基本用語・操作については、こちらの記事にわかりやすくまとめています♪
>【カメラ初心者向け】5つの基本用語と操作をわかりやすく解説!
『シャッタースピード優先モード』とは?
動く被写体の速さに合わせて、シャッタースピードを速くしたり、遅くしたりと調整することができるモードです。
シャッタースピードとは?
写真はシャッターを開閉させることにより撮影します。
そのシャッターの開閉時間を「シャッタースピード」といいます。
シャッタースピードは「1/250」というように表します。
シャッタースピードを略して「SS」と表記されることもあります。
カメラの設定画面では「1/125」(機種によっては「125」と省略されることも)や「1”」(1秒のこと)と表示されます。


高速シャッター:1/1000秒より短く設定すると、動くものを止まっているかのように撮影できます。

低速シャッター:1/10秒より長く設定すると、動くものを流れているように撮影できます。

中速シャッターは実際の目で見た感じの動きで撮影できるよ。
低速シャッター(一般に1/60秒より長く設定)で撮影する時は、カメラを手で持っていると手ブレを起こしてしまうので、三脚を使用するといいよ!

前回説明した「絞り」(下記の関連記事参照)と今回説明した「シャッタースピード」の組み合わせで写真の明るさが決まります。
- 絞りを開く=カメラに取り込む光の量が多くなる=明るい写真
- 絞りを絞る=カメラに取り込む光の量が少なくなる=暗い写真
- シャッタースピードが長い(遅い)=カメラに取り込む光の量が多くなる=明るい写真
- シャッタースピードが短い(速い)=カメラに取り込む光の量が少なくなる=暗い写真
上記を踏まえて同じ明るさの写真を撮ろうとした場合
- 絞りを絞った状態だと取り込む光の量が少ないので、シャッタースピードが長くなる
- 絞りを開けた状態だと取り込む光の量が多いので、シャッタースピードが短くなる
↑
この状態が自分で絞り値を調整し、シャッタースピードはカメラにおまかせの『絞り優先モード』の状態ということになります。
- シャッタースピードが長いと取り込む光の量が多いので、絞りは絞られる
- シャッタースピードが短いと取り込む光の量が少ないので、絞りは開けられる
↑
この状態が自分でシャッタースピードを調整し、絞り値はカメラにおまかせの『シャッタースピード優先モード』の状態ということになります。

なんかちょっとややこしいけど、撮影をしていくうちに自然に理解できると思うから、無理に覚えようとしなくても大丈夫だよ。

まとめ
- 動く被写体に合わせて、シャッタースピードを速くしたり、遅くしたりと調節できるモード。
- シャッタースピードが速いと、動くものを止まっているように撮影することができる。
- シャッタースピードが遅いと、動くものを流れているように撮影することができる。

- カメラ歴8年(デジタルフォト青森所属 副会長)
- フォトマスター検定 EX取得(青森県女性第1号)
- フォトコンテスト入賞多数
- 写真展もゆる~く開催
カメラ初心者の方にも わかりやすくをモットー に『写真撮影が楽しい』と思ってもらえるブログを目指しています!!

自分で写真をプリントするのも楽しいよ。

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