こんにちは、moko(@hana_emi_moko)です。
今回は、写真の『アスペクト比』について説明していきます。
『アスペクト比』を変えて撮影するだけで、写真の印象は変わってきます。
自分の写真のイメージに合った比率を選択しましょう。
アスペクト比とは
まず、アスペクト比とは、写真の縦横比のことをいいます。
デジタル一眼カメラで主に設定できるのは、「3:2」「4:3」「1:1」「16:9」の4種類です。
アスペクト比 3:2 の特徴
フィルムカメラや、センサーサイズがフルサイズやAPS-Cと呼ばれるカメラは、初期設定でこの『3:2』になっていると思います。
- 見慣れている比率なので、使い勝手がよく安定感がある
- 被写体の位置を決めやすい
- 人間の視野角にもっとも近い
- 被写体に動きが出る
- L版、2L版、A4やA3サイズの用紙等の印刷に向いている
- ハガキに近い比率なので、ポストカードや年賀状の印刷に便利
『3:2』のアスペクト比には上記のような特徴があり、実際の写真は下記のようになります。

アスペクト比 4:3 の特徴
センサーサーズがマイクロフォーサーズのカメラやコンパクトデジタルカメラなどで、多く使われている比率が『4:3』です。
- ずんぐりとした印象を与える
- 縦横比が小さいので、被写体をコンパクトに収められる
- プリントするのに向いている用紙は、四切用紙と六切用紙
『4:3』のアスペクト比には上記のような特徴があり、実際の写真は下記のようになります。


moko
mokoはマイクロフォーサーズユーザーなので、『4:3』で撮影することが多いよ。
センサーサイズについては下記の記事を参考にしてくださいね。
アスペクト比 1:1 の特徴
縦横比の比率が同じ正方形のサイズで、Instagramの投稿によく使われている比率が『1:1』になります。
- シンプルでコンパクト
- 花や食べ物、人物など主題をハッキリさせることができる
- 画面に吸い込まれるような印象を与える
『1:1』のアスペクト比には上記のような特徴があり、実際の写真は下記のようになります。


moko
カメラを始めた当初は『1:1』でばかり撮影していた時期もあるよ。
アスペクト比 16:9 の特徴
ハイビジョンテレビと同じ比率が『16:9』となります。
- パノラマ感がでるので、風景写真に向いている
- 広い範囲を写すことができる
- 背景もしっかり入った写真になる
『16:9』のアスペクト比には上記のような特徴があり、実際の写真は下記のようになります。


まとめ
- アスペクト比には『3:2』『4:3』『1:1』『16:9』の4種類がある。
- 『3:2』は多くのカメラで使われているスタンダードな比率で、使い勝手がよく安定感がある。
- 『4:3』はマイクロフォーサーズのカメラ、コンパクトデジタルで使われている比率で、被写体をコンパクトに収めることができる。
- 『1:1』はInstagramの投稿で使われている比率で、主題をハッキリさせることができる。
- 『16:9』はハイビジョンテレビと同じ比率で、パノラマ感があり風景写真に向いている。
- 自分の撮りたいイメージに合わせてアスペクト比を使い分けてみるとよい。

moko
撮影した後から「トリミング」等でアスペクト比を変更することはできるけど、撮影時に決めた構図ではなくなるので、後からの変更はおすすめしません!
この記事を書いた人

- カメラ歴8年(デジタルフォト青森所属 副会長)
- フォトマスター検定 EX取得(青森県女性第1号)
- フォトコンテスト入賞多数
- 写真展もゆる~く開催
カメラ初心者の方にも わかりやすくをモットー に『写真撮影が楽しい』と思ってもらえるブログを目指しています!!
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