こんにちは、moko(@hana_emi_moko)です。
「カメラの基本編」で説明してきた内容をもとに、背景をボカした『ゆるふわ写真』の撮影方法について説明していこうと思います。
カメラの基本用語・操作については、こちらの記事にわかりやすくまとめています♪
>【カメラ初心者向け】5つの基本用語と操作をわかりやすく解説!
『ゆるふわ写真』のコツ その1「撮影モード」
「撮影モード」については、上記の記事で説明していますので、参考にしてみてくださいね。
『ゆるふわ写真』では、「撮影モード」は「絞り優先モード(A/Avモード)」に設定します。
そして、そのレンズの一番小さいF値(絞りを開く)にします。

自分で絞りの値を設定できるA/Avモードにして、絞りは開放F値(一番小さいF値)に設定!
『ゆるふわ写真』のコツ その2「光の向き」
「光の向き」については、上記の記事でも説明しているように、『ゆるふわ写真』を撮影するには「光の向き」がとても重要になりますので、参考にしてみてくださいね。
『ゆるふわ写真』を撮影する時は、「逆光」または「半逆光」を意識して撮影しましょう。

ふんわりした写真にするには「逆光」や「半逆光」で撮影しよう!
そして、「逆光」または「半逆光」にした時は、忘れずに「露出補正」をしてあげる必要があります。
「逆光」または「半逆光」で撮影した場合、カメラにたくさん光が当たるので、カメラが明るいと判断して暗めに写るよう設定してしまいます。
さらに、被写体の前にも影ができるので、写真が暗くなってしまいます。
なので、「露出補正」で明るく(プラス側に)補正してあげる必要があります。

「逆光」や「半逆光」で撮影すると、写真が暗くなってしまうので、「プラス補正」してあげよう!
「露出補正」の仕方については、下記の記事を参照してくださいね。
『ゆるふわ写真』のコツ その3「レンズ選び」
『ゆるふわ写真』を撮影するのに向いている「レンズ」は焦点距離が70mm以上ある「望遠レンズ」(焦点距離の長いレンズ)になります。

圧縮効果で遠近感が弱くなり、背景がボケやすくなる「望遠レンズ」で撮影しよう!
「レンズ」については、下記の記事で説明していますので、参照してみてくださいね。
『ゆるふわ写真』のコツ その4「被写体との距離」
背景をボカした『ゆるふわ写真』を撮影する上で意識したいのが、「被写体との距離」です。
まずは、被写体に近づいて(撮影距離を短くして)撮影してみましょう。
ただし、レンズには最短撮影距離というピントが合う限界の距離があり、それ以上近づくとピントが合わなくなるので注意しましょう。
つぎに、被写体と背景は離して(被写界深度を浅くして)撮影してみましょう。

被写体には近づいて、被写体と背景は離して撮影しよう!

まとめ

背景をボカした『ゆるふわ写真』の撮影のコツを図にしてみると上記のようになります。
- 撮影モードは絞り優先モード(A/Avモード)にする。
- F値は一番小さく(開放F値に)する。
- 光の向きは「逆光」または「半逆光」で撮影する。
- 露出補正でプラス補正(明るく)する。
- レンズは望遠レンズ(焦点距離を長く)にする。
- 被写体に近づく(撮影距離を短く)。
- 被写体と背景は離す(被写界深度を浅く)。
ふんわり明るい写真が撮りたいカメラ初心者さんに、ゆるふわ写真を撮るための撮影方法を詳しく解説したこちらの記事も参考にしてみてくだいね。
参考:明るくふんわりした写真を撮る方法
ボケは柔らかな印象の写真になるほか、主役を引き立たせる効果があります。ボカした写真を撮りたい方に、ふんわりと柔らかな印象のボケを活かした撮影方法を詳しく解説したこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
参考:ふんわり写真を撮るためのボケを活かす方法

- カメラ歴8年(デジタルフォト青森所属 副会長)
- フォトマスター検定 EX取得(青森県女性第1号)
- フォトコンテスト入賞多数
- 写真展もゆる~く開催
カメラ初心者の方にも わかりやすくをモットー に『写真撮影が楽しい』と思ってもらえるブログを目指しています!!
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