こんにちは、moko(@hana_emi_moko)です。
今回は、『アングル』と『ポジション』について説明していこうと思います。
『アングル』や『ポジション』が変わると、写真の印象も変わってきますので、是非理解して撮影に取り入れてみてくださいね。

無意識にやっていることなんだけど、効果の違いを意識してみるといいね。
カメラの基本用語・操作については、こちらの記事にわかりやすくまとめています♪
>【カメラ初心者向け】5つの基本用語と操作をわかりやすく解説!
アングルとは
『アングル』とはカメラを向ける「角度」のことをいいます。
カメラの位置(ポジション)とは関係なく、あくまで角度のことです。
ハイアングル
『ハイアングル』とは、カメラを上から下に向けて撮影することをいいます。
俯瞰的な写真を撮影することができます。


立ったままの状態(アイレベル)で、バラの花の上から下にカメラを向けて撮影しました。
お花の撮影の時は、地面が写ってしまうので、『ハイアングル』では撮影しないのですが、この時は、地面が散った花びらでピンク色になっていたため、敢えて『ハイアングル』で地面を入れて撮影しました。
水平アングル
『水平アングル』とは、カメラを地面と水平にして撮影することをいいます。
安定感のある写真を撮影することができます。


しゃがんだ状態(ローポジション)で、チューリップの高さにカメラを地面と水平にして撮影しました。
『水平アングル』にしたことで、チューリップの前と後ろに咲いている菜の花を前ボケと背景ボケにすることができました。
ローアングル
『ローアングル』とは、カメラを下から上に向けて撮影することをいいます。
被写体を見上げて撮影することができます。


立ったままの状態(アイレベル)で、ひまわりの下から上にカメラを向けて撮影しました。
背景に空が入ることで、爽やかなポジティブな印象の写真になりました。
背景がゴチャゴチャしている時に『ローアングル』にすると、背景をすっきりさせることができます。
ポジションとは
『ポジション』とは、カメラを構える「位置」のことをいいます。
カメラの角度(アングル)とは関係なく、あくまで位置のことです。

ハイポジション
『ハイポジション』とは、目線より高い位置から撮影することをいいます。
『ハイアングル』と相性が良く、景色などを上から見渡した写真を撮ることができます。
アイレベル
『アイレベル』とは、目線の高さと同じ位置から撮影することをいいます。
普段から見ている景色をそのまま表現できるため、安定感や安心感のある写真を撮ることができます。
ローポジション
『ローポジション』とは、目線より低い位置から撮影することをいいます。
『ローアングル」と相性が良く、花を主役にして撮影したい時などに向いています。

まとめ
- アングルとは、カメラを向ける角度のこと。
- ハイアングル:上から下にカメラを向けて撮影すること。
- 水平アングル:カメラを地面と水平にして撮影すこと。
- ローアングル:下から上にカメラを向けて撮影すること。
- ポジションとは、カメラを構える位置のこと。
- ハイポジション:目線より高い位置から撮影すること。
- アイレベル:目線の位置から撮影すること。
- ローポジション:目線より低い位置から撮影すること。
カメラの構え方は『アングル』と『ポジション』の組み合わせになります。
例えば、カメラを地面スレスレに置いて、カメラを上に向ければ、「ローポジション」+「ローアングル」という具合になります。
『アングル』と『ポジション』を意識して変えながら、下記で説明した『構図』を考えて撮影してみることで、写真に変化が生まれてくるでしょう。
主役を強調した写真を撮りたいと思っている方に、画面をすっきりさせて撮りたいと思った被写体を強調して撮るための撮影方法を詳しく解説しているこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
参考:画面をすっきりさせて主役を強調する方法

- カメラ歴8年(デジタルフォト青森所属 副会長)
- フォトマスター検定 EX取得(青森県女性第1号)
- フォトコンテスト入賞多数
- 写真展もゆる~く開催
カメラ初心者の方にも わかりやすくをモットー に『写真撮影が楽しい』と思ってもらえるブログを目指しています!!
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