
写真がごちゃごちゃして、主役がわかりにくい写真になってしまうんです。
こんにちは、moko (@moko_fotografia)です。
写真を撮影したものの、主役の被写体がどれなのかよくわからない、という写真を撮ってしまうことはないでしょうか?
せっかく素敵な被写体を見つけたのに、それが伝わらない写真になってしまっては残念ですよね。
主役を強調した写真を撮りたいと思っている方に、画面をすっきりさせて撮りたいと思った被写体を強調して撮るための撮影方法を詳しく解説します。
余計なものは写さない
余計なものが写真に写ってしまうと、主役よりも目立ってしまうことがあります。
特に看板の文字や電柱などが入ってしまうと、主役よりも目が行ってしまい、ふんわりした雰囲気が急に現実感のあるものになってしまいます。
撮影する際、どうしても主役の被写体に気を取られがちですが、撮りたい構図などが決まったら、シャッターを押す前にファインダー(または液晶画面)の四隅を見返して、余計なものが入っていないか確認しましょう。
横構図ではどうしても写り込んでしまう場合は、縦構図にして左右の写り込む範囲を狭くしてみましょう。

どうしても余計なものが入ってしまう時は、別のもの(例えば前ボケ)などで隠すというテクニックもあります。
アングルやポジションを変えることで、余計なものを入れない工夫もできます。
アングルやポジションの詳しい解説は下記の記事を参考にしてくださいね。
参考:【カメラ初心者】アングルとポジションの効果の違いを理解しよう!
見せたい背景を意識する

場所の雰囲気を入れるために背景にパラソルを入れたが、主役よりも目立たない構図を意識

背景は落ちている花びらをボカしたことでピンク一色になりスッキリ

ピントはトルソーに合わせたが、背景がごちゃごちゃしてどれが主役がわかりにくい
写真を見た人が「主役」とわかる背景選びとフレーミングを意識しましょう。
場所の雰囲気を背景に入れたい場合は、絞り値を変更して、どれくらいボカして写すかを考えて何枚か撮影して、主役の邪魔をしない絞り値を決めてみましょう。
背景のボケを自分でコントロールするには『絞り優先モード』でしたね。
絞り優先モードの詳しい解説は下記の記事を参考にしてくださいね。
参考:【カメラ初心者】背景をボカす撮影なら『絞り優先モード』
フレーミング(構図)には色々な種類があります。
主役を引き立たせることのできる構図の詳しい解説は下記の記事を参考にしてくださいね。
参考:【カメラ初心者】構図を意識して素敵写真を撮影しよう!


まとめ
- 看板や電柱など余計なものを入れない。
- シャッターを押す前に余計なものが入っていないか確認する。
- 横構図では写り込んでしまう場合は、縦構図で左右の写り込む範囲を狭くする。
- 写真を見た人が「主役」とわかる背景選びとフレーミングを意識する。
- 場所の雰囲気を入れたい場合は、どれくらいのボケ具合で撮るか絞り値を変更して何枚か撮影してみる。
ご紹介した内容を意識して撮影していただけたら、主役を強調した写真が撮れるようになるでしょう。
カメラ初心者さんが最初に覚えたいカメラの基本用語と操作についてまとめた記事がありますので、以下の記事を読んでみてくださいね。
カメラの基本用語・操作については、こちらの記事にわかりやすくまとめています♪
>【カメラ初心者向け】5つの基本用語と操作をわかりやすく解説!

- カメラ歴8年(デジタルフォト青森所属 副会長)
- フォトマスター検定 EX取得(青森県女性第1号)
- フォトコンテスト入賞多数
- 写真展もゆる~く開催
カメラ初心者の方にも わかりやすくをモットー に『写真撮影が楽しい』と思ってもらえるブログを目指しています!!

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